起業するときや、新しいビジネスを始める時、自営業を始める時に必ず必要になってくるのが名刺です。ビジネスにはなくてはならない三種の神器の一つと言えるでしょう。
名刺には自分の連絡先やブランドイメージなど、相手に覚えてもらえるように工夫して自分のアイデンティティーを確保したいところです。
このページでは、自分の名刺を作るにあたって必要なステップをまとめてみました。
自分似合ったコンセプトを決める
名刺はビジネスの第一印象です。自分のブランドイメージを思い浮かべてください。
自分が名刺の図面状でどういうイメージを持って欲しいのか。名刺を貰った相手に何を感じてもらいたいのかを考えましょう。
コンセプト① | 新しいネットショップを作るので、僕のブランドであるロゴを覚えてもらいたい! |
コンセプト② | アニメのオフ会で同じ興味仲間と繋がりたいから、大好きなアニメキャラを載せたい! |
コンセプト③ | シンプルが大好きだから、名刺も白黒でシンプルなものにしたい! |
コンセプト④ | 出会った時、話の話題になるような面白い名刺にしたい! |
このように、自分のアピールを誰かに覚えてもらいたいのであれば、それを基準に名刺コンセプトを決めると始めやすいです。
名刺のデザイン方針
名刺のデザインは一番悩むところ。
ただ、選ぶのは次の3通りからです。
テンプレートから選ぶ
比較的簡単なのはwhooのようなネット印刷会社で名刺作成すること。用意されているデザイナーが作ったテンプレートを個人ように編集して印刷を注文するだけ。
プロにデザインを頼む
逆に、もっと自分のデザインを追求したい場合はココナラのようなクラウドソーシングでプロのフリーランスデザイナーの方に名刺デザインを発注したりすることも可能でしょう。
国内でプロの名刺デザインナーがいましたので、こちらの記事で紹介します。
自分で名刺をデザインする
もし自分にデザイン能力があるのであればイラストレーターのようなソフトを使って名刺のデザインことになります。
名刺のデザイン準備
さて、方針が決まったら次は名刺作成の準備です。
利用目的を考える
利用目的は名刺デザインにも関わっていきます。自分が挨拶の時に手渡す名刺なのか、お店の前に置いておくショップカードなのか。
目的によって名刺の記入項目は大きく変わります。
記入項目を決める
一般的に名刺に記入される項目はこちら:
- ロゴ
- 自分の名前
- 肩書き
- 会社名
- メールアドレス
- 電話番号(携帯番号)
- FAX(今では減っているが…)
- ウェブサイトのアドレス
その他、ちょっと特別な項目はこちら:
- 顔写真
- ソーシャルメディアのハンドル名
- QRコード
- お店のオープン時間や定休日
例えば、お店の名刺・ショップカードの場合は個人情報よりもお店に関する情報を多く記載したり、使用する目的によって大きく内容は変わっていきます。
名刺のサイズや向きを選択する
「縦向き」か「横向き」かも決めておきましょう。一般的には横向きの名刺が支流ですが、最近はお洒落な縦向きの名刺もよく見かけるようになりました。
どっちにするか悩む方はこちらの記事で違いをわかりやすく解説しました。
名刺をデザインする
まず、先に決めた方針にしたがって名刺デザインをしましょう。
デザインに自信がない方はテンプレートを利用するのをお勧めします。ほとんどのネット印刷会社のページでは、ホームページでテンプレートを選び、ブラウザー上で必要な項目だけ編集できる便利なエディターが用意されています。
もし、自分で自作するのであれば、アドビ・イラストレーター(Adobe Illustrator)を使うのが支流。フォトショップ、パワーポイント、ワードを使うやり方もあります。
名刺の印刷と注文
ざっくりデザインが決まったら次は印刷です。ネットで印刷の注文ができる印刷業社が便利です。
印刷の注文をするときに決めることはこちら。
紙の種類を決める
紙にはいろいろな種類があり、主に知られているのはこちら:
光沢紙 | 写真やイラストなどの印刷によく使われます |
マット紙 | 光沢が抑えられた、少しざらっとして落ち着いた風合い |
上質紙 | 滑らかな質感があります |
高級紙 | 空気を多く含んだ滑らかな風合い |
和紙 | 繊維の多い質感 |
LIMEX | 石灰石から作られた水に強い新素材です |
紙の質によって値段が変わります。よくわからない時が多いと思うので、そんな時は「サンプル」を印刷会社にもらおう。大抵無料でサンプルを送ってもらえるので、実際サンプルを手にとってから選ぶことがお勧め。
もし自作する場合には松本洋紙店で紙をオーダーするのをおすすめします。
大抵の紙はここで手に入れることができると思います。
印刷する部数を決める
デザインがあれば、枚数は後からでも増やすことができますが、
基準200部〜300部
あれば大抵なイベントなどネットワークする機会がない限りもちます。部数により値段に関係しているのであしからず。
もし試しに1枚だけ名刺をプリントしたい場合はプリスタで1ロット(1枚)からのプリントが280円で出来ます。
納期を決める
いつ名刺が必要なのかを考えてください。場合によって急ぎの場合は値段が高くなってしまうので、早めの注文を心がけて下さい。
私がおすすめするネット印刷業者を4社徹底的に比べてみましたので参考にして下さい。
大体こんな感じですね。
それでは、名刺管理のトピックに移りましょう。
名刺の管理
名刺を手にしたら、次に考えることは名刺の管理。
名刺入れを選ぶ
自分の財布の中に名刺を入れている方も多いと思うが、名刺入れなどを使うことをお勧めします。
手渡しなどをする場合、名刺入れがあると便利。
この記事が参考になると思います。
名刺管理アプリをインストールする
他人から貰った名刺の管理などは無料で使える名刺管理アプリを使うのが便利です。知らず知らず引き出しの奥に何百枚もの名刺が溜まってしまい、連絡先を探す時に一苦労しないようデジタルで保存するのがお勧めです。
まとめ
名刺の作り方について解説しました。
私のサイトで紹介している数々の名刺デザインなども参考にして、自分が納得のいく名刺を作りましょう!